【キャンベラ11日AAP】 ターンブル連邦首相は14日、就任から1年を迎える。元連邦首相のジョン・ハワード氏は、ターンブル氏は3年の任期を無事終了できるだろうとの見解を示した。
12年近くにわたって連邦首相を務めたハワード氏は11日、「次回選挙までターンブル氏が政権をリードできない理由はない」と述べた。また、自由党の統制と明瞭な経済・政治綱領を持つことが重要であるとして、税制および労使関係の改革は避けられない問題だとアドバイスした。ハワード氏はさらに、外国や企業、組合からの寄付に反対しない自らを“はみ出し者”だと認め、「寄付金は時宜を得た公表と透明さが重要だ」と話した。
ジョイス副首相は、ターンブル政権の達成事項として全国ブロードバンドネットワーク(NBN)、経済成長率3.3%、引き続き強固な国境警備をあげた。また、現在と同じ形状の教育や保健、防衛制度を子どもや孫世代に提供できるように、政府は予算回復への道を歩んでいると加えた。