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NSW男児失踪で報奨金100万ドル

【シドニー12日AAP】   NSW州中北部沿岸部で、ウィリアム・タイレル君(当時3)が祖母宅から行方不明になって丸2年が経過した。州政府は12日、タイレル君発見の手がかりとなる情報に報奨金100万ドルを提供すると発表した。

タイレル君は2014年9月12日の朝、ケンドールの祖母宅前で遊んでいるところを目撃されたのを最後に行方不明となっている。警察は先立って、タイレル君が小児性愛犯罪組織の標的にされた可能性をあげていた。アンドリュー・シピオン州警視総監によると、同州でこれまでに100万ドルの報奨金が発表されたことはない。同事件を担当するゲアリー・ジュベリン主任警部は、「何も手がかりが見つからないまま2年経過したのは容認できない」と話し、報奨金がタイレル君発見の助けとなることを願うとした。

NSW州のベアード首相も「報奨金によってタイレル君が家族のもとに帰ることを願う」と話し、情報提供者は名乗り出るよう呼びかけた。

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