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ブリスで行進 同性婚国民投票に反対

【ブリスベン17日AAP】  QLD州ブリスベンで17日、恒例のLGBTI(レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー・インターセックス)の催し、ブリスベン・プライド・フェスティバルが開催された。イベントに合わせて行われた行進では、来年2月の実施が決まった同性婚を問う国民投票に対し、反対の声が上がった。

行進には同州のジャッキー・トラッド副首相も参加。同副首相は、議会は婚姻の平等を認めるべきだとして、「答えは明白なのに、なぜ何百万ドルも費やして投票を実施する必要があるのか」と述べた。さらに、国民投票は同性婚の賛否をめぐる議論において、偏見や嫌悪を容認することにつながると指摘した。

また、同イベントには今年が2度目となるQLD州警察も参加。同州警察のイアン・ステュワート部長は、イベントへの参加でLGBTIコミュニティとLGBTIの警察官への支持を示していると話した。一方で、「仕事に政治を持ち込むべきではない」と、警察によるイベント参加を批判する声も上がった。

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