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カンタス職員 2千人解雇に抗議

【ACT2日】  航空大手カンタスは先月30日、コスト削減のため国内10か所の空港で合わせて2,000人の地上職職員を外部委託とすると発表した。同社の職員は2日、キャンベラで連邦政府のモリソン首相に直接抗議するため行進を行った。

 

新型コロナウイルスの感染拡大による影響が深刻な航空業界だが、カンタス航空はここ数か月間にわたりコスト削減策を模索してきた。2,000人の解雇を実施すれば、同社の失業者総数は8,500人となる。コロナ前の職員総数は2万9,000人だった。

 

運輸職員組合(TWU)はカンタスの地上職員の代理として、4大会計事務所のアーンスト・アンド・ヤングの仲介のもと、雇用の維持を求める要求を行ったが、カンタス航空国際・国内線のデイビッドCEOは「実際的な詳細を十分」示すことに失敗したと説明した。

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