【シドニー30日AAP】 SA州全土で猛威を振るっていた暴風がNSW州へ移動を続け、一部のNSW州で大被害が出る恐れがある。
気象庁はNSW州中部と北部、ハンター地方に時速90キロの突風が30日に起こる恐れがあり、暴風警報を発令している。中西部にあるフォーブスではさらなる洪水の被害が懸念されており、洪水被害を受けた地域では増水した川がさらに週末にかけて増水する可能性があるという。
悪天候の影響でNSW州の大部分では羊が犠牲になる懸念が出ており、気象庁は羊牧畜業者らに避難させるよう警告を発している。
州緊急サービス(SES)ではホリデー中に中部への旅行を計画している人々に、 洪水地域を避けるように呼びかけている。