【アデレード30日AAP】 SA州のアデレード動物園では今年もジャイアントパンダの「ワンワン」と「フーニー」の繁殖期を間近に迎え、2匹の交配に期待が寄せられている。
動物園によると、専門家がフーニーの尿検査をし、受精しやすい日にちを分析することになっている。フーニーの受精可能日数は毎年36時間と短い期間に限られているため、妊娠する確率が極めて低いという。
シニア飼育係のシモーネ・デイビーさんは「ジャイアントパンダは非常に珍しい生殖生物体系を持っており、飼育下で妊娠することは非常に難しい。さらにその後の妊娠確認や出産はさらに困難」と説明した。
ワンワンとフーニーは 2009年から10年間、中国からレンタルされている。