【QLD10日】　　QLD州のグレース教育相は9日、国内で新型コロナウイルスのワクチンの使用が可能となった場合、教師や児童・生徒への接種を義務付けることも選択肢に含まれていると述べたことが分かった。ただ、最終的な判断は連邦政府の判断に委ねる考えを示した。

グレース教育相は学校で予防接種を義務付けるかどうかについて、各州政府と連邦政府が判断することとの立場を示した上で、「方針が定まれば、教育相として決定に従っていくことになる」と慎重な態度を示した。

QLD州のヤング首席医務官もまた、予防接種を義務付ける方針を指示する姿勢を示す一方、議論は初期の段階にあると説明。コロナウイルスは予防接種が義務付けられている他の病気と異なり、健康な人は症状が重症化することはまれだとして、予防接種の義務化については「非常に重要な議論」と話した。

ソース：news.com.au-No jab, no play: Qld Education Minister Grace Grace alludes to mandatory vaccine