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WAに在来動物再導入 生態系回復へ

【パース9日AAP】   WA州沖の島で生態系回復プロジェクトの一環として、絶滅した哺乳類動物や鳥類が再導入される。

ガスコイン沿岸沖にあるダークハートッグ島は1616年、オランダの探検家によってWA州で最初に発見された。同島に生息していた在来動物は、その後持ち込まれた羊やヤギの放牧、野良猫による捕食などの影響を大きく受けた。生態系回復活動は2012年に開始された。

ジェイコブ州環境相は9日、「後から持ち込まれた動物を根絶することで在来哺乳類動物の数を増やし、ダークハートッグ島の自然な生態系を取り戻すことが長期的プランだ」と声明を発表した。シマウサギワラビーと鳥のヒタキを初めとし、絶滅危機にあるワラビーやネズミなど数種類の動物が導入される予定。

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