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テロ計画で十代少年を逮捕 シドニー西

【シドニー13日AAP】  連邦警察は12日午後、シドニー西部のバンクスタウンで、テロ攻撃を目的にナイフを購入したとして16歳の少年2人を逮捕した。少年らは逮捕の直前にナイフを購入しており、警察は緊迫した状況だったと説明した。オーストラリア国内で未然にテロ行為が阻止されたケースは、これで11件となった。

連邦警察のマイケル・フェラン副部長は13日、「警察がしかるべき対応をしていなければ、今日明日にも誰かの命が犠牲となる可能性があった」と非常に切迫した状況だったと説明。少年らはテロ行為を計画した罪で終身刑に、またイスラム国のメンバーとなった罪で10年間の禁固刑に問われる。

NSW州警察のキャス・バーン副部長は、警察が以前から少年らがイスラム国とつながりを持っていることを把握し、警戒していたことを認め、さらに少年らが16歳と非常に若い年齢であることに強い懸念を示した。バーン副部長は、「過激化のサインに早い段階で対処できるかは、結局のところ親次第だ」と述べた。

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