【シドニー13日】 シドニーのカジノ「ザ・スター」の従業員2人が、勤務中に違法行為を行っていたとして解雇され、向こう5年間はNSW州でのすべてのカジノへの入店禁止となったことを独立酒類および賭博局が発表した。
同局によると、解雇された男性従業員は、カジノ内のシティー・ビュー・バルコニーに立って、白い粉の入った袋を柵の向こうへ投げたという。カジノとの境界線に植えられた植物の後ろにあった袋を警備員が発見した。
ザ・スターは男性従業員にヒアリングをしたが、男性は白い粉をどこで手に入れたかは答えず、ポケットに入っていたので捨てたかったと供述しているという。男性は違法薬物所持の罪で起訴された。
もう1人の従業員は、今年1月と2月の勤務中に、スマホの賭博アプリで28回賭けをしていたことを認めた。女性は勤続11年の勤勉な従業員だったが、2ヶ月間の間頻繁に賭博アプリを使用していたという。
ザ・スターは同局に2人の違法行為を報告し、同局はカジノの解雇の決定を支持した。
ソース : news.com.au -Two employees from Sydney’s Star casino sacked, banned for five years