【シドニー17日AAP】 シドニーで男性が火傷を負って入院するなど、NSW州でバーベキュー用ガス燃料の爆発事故が相次いでいる。事故を受けて、関係当局は家庭用バーベキュー所有者に機器を点検するよう呼び掛けている。
ここ数日で、州内で液化石油ガス(LPG)ボトルの爆発事故が9件発生した。なかには、けが人や家屋損傷を引き起こした大規模な事故もあった。
州火災・救急サービスのグレッグ・ムリンズ長官は、「少しの予防と計画、注意によって事故やブッシュファイヤー、家屋の損傷を防ぐことができる」と話し、所有者はバーベキュー機器に傷みがないか確認するよう呼びかけた。また、バーベキューを草木から離して使用し、近くに水を確保することが大事だとアドバイスした。