【シドニー21日AAP】 NSW州シドニー西部周辺で21日、アスベストを含む建物のがれき10トンが不法に廃棄されたことが分かった。何者かが21日未明にかけて持ち込んだとみられており、廃棄現場のうち1カ所はチャイルドケアセンターの目の前だったという。
シドニー西部パラマタでは、チャイルドケアセンターの目の前を含む合計4カ所にアスベストを含んだがれきが山積みとなっていたほか、シドニー中西部リドコムでも同様に、約6立方メートルの産業廃棄物用コンテナ1個分のがれきが捨てられていた。
リドコムを管轄するカンバーランド・カウンシルは、21日中にすべてのがれきを撤去するとしており、パラマタを管轄するパラマタ・カウンシルもまた、専門業者に委託してすべてのがれきを撤去するとしている。不法投棄についても調査が進められており、廃棄したのが企業の場合は最大500万ドルの罰金が科せられる。