国際

調査捕鯨問題 IWCが豪を支持

【キャンベラ30日AAP】   スロベニアで開かれた国際捕鯨委員会(IWC)の総会で、日本の調査捕鯨阻止を目指すオーストラリアに対し、国際的なサポートが得られると決まった。

IWCは総会で、調査捕鯨の問題協議に関し、第三の委員会に委任せずに直接関与していくという、オーストラリアの決議案に同意した。オーストラリアはまた、調査捕鯨に関する透明性や責任強化に向けて、独立した機関が審査するという決議案を提出し、複数国がこれを支持し、IWCも同意した。この審査のため、オーストラリアはIWCに対して20万ドルを拠出する。

フリデンバーグ豪環境相は、「調査のためにクジラを殺す必要はない」と述べ、今回の二つの決議採択はオーストラリアにとって著しい進歩だと喜びを表した。

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