【NSW20日】　　　シドニー北部ノーザン・ビーチを中心に増加する新型コロナウイルスの感染を受けて、各州・地域は州境規制を厳格化した。クリスマスを目前に、予定の変更を強いられる人も多数出るだろう。

VIC州政府は、シドニー広域からの入州を21日午前1時から禁止する。現在シドニーに滞在中のVIC州民は許可証を得て21日中に帰宅し、新型コロナウイルスの検査を受けなければならない。22日以降は州民であるかを問わず、全員がホテルで隔離しなければならない。州境の住人は免許証の住所を提示し、自由に行き来できる。

シドニー南部ウーロンゴンから西部ブルー・マウンテンズ、北部セントラル・コーストが“シドニー広域“と定義されている。

QLD州政府もシドニー広域からの入州を禁止する。シドニー滞在中のQLD市民は22日午前1時までに帰宅し、検査を受けて14日間自己隔離しなければならない。

NT準州もシドニー広域をホットスポットに定め、14日間の隔離を義務付けると決定した。12月11日以降にNT準州に到着したシドニー市民は、直ちに自己隔離をして検査を受けなければならない

SA州もシドニー広域からの入州に14日間の隔離と検査を義務付け、ノーザン・ビーチからの入州は禁止した。

WA州はNSW州全体に対し、一部例外を除いて州境を再び閉鎖した。

ソース：news.com.au- States locking out Sydneysiders as Northern Beaches outbreak worsens