【ACT21日】 ACCC(オーストラリア競争消費者委員会)は、女性用アクティブウェア・メーカーのローナ・ジェーンに対し、“新型コロナウイルスの感染を抑制する商品“を不当に主張したとして訴えた。同社は国内で108店舗を展開する。
ACCCによると、ブリスベンに基盤を置く同社は、新型コロナウイルスを殺す“LJ(ローナ・ジェーン)シールド“のスプレーを吹きかけたと主張する「抗ウイルスアクティブウェア」の販売運動を行った。さらにローナ・ジェーン・クラークソンCEOは、商品が新型コロナウイルスに対抗しないと知りつつ、ソーシャルメディアなどで虚偽の主張を拡散した疑い。抗ウイルスについて記載された商品タグの多くは7月半ばまでに撤去されたが、少なくとも11月まで一部商品で記載されていた。
同社は薬品・医薬品行政局(TGA)からも7月、保健省薬品の登録を怠るなどして罰金総額3万9,660ドルの違法通達3件を受けた。
ソース:news.com.au- Legal action against Lorna Jane for claim activewear could ‘kill coronavirus’