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岩釣りで救命胴衣の着用義務化 NSW 

【シドニー6日AAP】   NSW州政府は、シドニー東部沿岸部でロックフィッシング(岩釣り)をする際に、救命胴衣の着用が義務付けられるようになると発表した。

ランドウィックカウンシル内の沿岸部29キロメートルにわたり、救命胴衣の着用が12か月試験的に義務付けられる。過去10年で、同地帯で岩釣り中に17人が死亡しており、NSW州内でも釣り人の死亡率が最も高い。

デイビッド・エリオット州救急サービス相は今週、「岩釣りの安全法案2016年」を州議会に導入予定で、12月1日の施行を目指す。エリオット氏は6日、「NSW州で昨年度に死亡した釣り人10人全員が、救命胴衣を着用していなかった」と述べ、同法の必要性を訴えた。ランドウィックのノエル・デスーザ市長はこの動きを歓迎した。

釣り人に対する救命胴衣の着用には1年間の猶予期間が設けられた後、罰金100ドルが科せられるという。

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