【ブリスベン8日AAP】 QLD州北部沿岸部でスキューバダイビングをしていた男性が波に巻き込まれ、18時間近く海上を漂った後に無事救出された。
ジョン・レズリー・ブリーリーさん(68)は6日、タウンズビル沖に沈む船“SS Yongala”号を見ようと、スキューバダイビングを始めた。ブリーリーさんはまもなく強い波に流され、タンク付属の個人用救難信号発信機(PLB)を使用しようとしたが、ケースは空だったという。7日午前11時頃、ブリーリーさんは18時間近く海の上を漂った後、ダイビングをしていた場所から50キロメートル以上離れた地点でヘリコプターによって発見された。
ブリーリーさんはタウンズビルの病院で、「PLBさえあれば数時間以内に救助された」と話し、今後もダイビングをする意思を示した。