【キャンベラ9日AAP】 連邦のターンブル首相は9日、米国の次期大統領に共和党のドナルド・トランプ候補が決まったことを受けて、米国とオーストラリアは今後も強固なつながりを維持していくとの見解を示した。
ターンブル首相は「オバマ政権でもそうであったように、トランプ政権に代わってもこれまで同様、米国とは良き友人として協力していきたい」と話した。また、トランプ氏の勝利についてターンブル首相は、英国が欧州連合からの離脱を決めた投票と同じように、国民による政治に対する不信感がもたらした結果との考えを示した。
また連邦のビショップ外相は「はっきりと二分した」選挙結果に懸念を示し、現在進めている自由貿易協定のTPP協定について、オバマ大統領は残る73日間の任期中に承認されるよう、まだ望みを捨てていないと話した。