国際

豪とインドネシア 関係は最も良好

【パース11日AAP】  インドネシアのジョコ・ウィドド大統領が先週、オーストラリアへの訪問を中止したのを受け、オーストラリアとインドネシアの関係が再び悪化するのではないかとの懸念が高まっていたが、両国の大使がこれを否定し、両国が現在、非常に良好な関係にあるとの考えを示した。

ウィドド大統領は先週、オーストラリアを3日間の日程で訪問する予定だったが、ジャカルタのキリスト教信者の知事がイスラム教を侮辱したとして、ジャカルタでデモが行われ、これらが暴徒化したことから急遽、訪問をキャンセルした。

在オーストラリア・インドネシア大使のケソエマ氏は、「訪問の延期で、今後両国による協力関係の姿勢が変わることはない」と述べた。在インドネシア・オーストラリア大使のグリグソン氏もまた、「お互いに違う部分を持っていることは承知している」として、「以前は違いばかりに目を向けて、共通点を見ていなかった」と振り返った。

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