【ブリスベン12日AAP】 QLD州ブリスベンで6日、職務質問を受けた女性のショルダーバッグからコアラの赤ちゃんが発見された事件で、コアラはアルフレッドと名付けられ保護されているが、順調に回復に向かっているという。
発見された当初、アルフレッドの体重は約1.5キロで軽い脱水状態だったが、野生のコアラの保護や治療をするモギル・コアラ病院で保護されている。
アルフレッドの見舞いに訪れたQLD州のスティーブン・マイルズ環境相は「野生コアラとして生きていくために病院での長期保護はできない。アルフレッドが全快したら野生に戻れるように対応していく予定」と述べた。
女性のバッグからコアラを発見したリオ・ロウ巡査長は「女性がバッグにコアラを入れていると聞いたときは信じられなかった。コアラの赤ちゃんがいて本当にびっくりした」と語った。