【WA27日】 WA州政府は、連邦首相として就任期間が過去最長の故ボブ・ホーク元首相が少年時代を過ごした民家を、145万ドルで購入した。
パース中心から程ないウエスト・リーダービルの民家は、ホーク元首相の両親が1981年に売却して以降、所有者はただ1人。WA州の資産となる。
ホーク元首相は9歳からこの家で家族と暮らし、西オーストラリア大学で学んだ後にローズ奨学制度でオックスフォード大学に在籍した。1980年に政界入りし、労働党を率いて1983年に首相に就任。その後3期にわたって政権を維持した。2019年5月に他界した。
WA州のマクゴーワン首相は「ホーク氏は、国内外の政界舞台の偉人だった」「(寝室が3つの)ごく普通の民家から、一般的な幼少時代が素晴らしい功績に繋がるということを忘れてはいけない」と話した。
昨年のホーク元首相の葬儀後、連邦政府は家を75万ドルで購入する意向を示していた。
ソース: news.com.au – West Australia government buys Bob Hawke’s childhood home for $1.45 million