【ブリスベン16日AAP】 QLD州を訪れていたフランス人観光客の男女2人が16日、観光先のミコマスケイでスノーケリング中に意識を失い、死亡する事故が起きた。二人はそれぞれ70歳代で、海に入って10分も経過しないうちに心臓発作を起こしたものとみられている。
警察によると、死亡した2人はダイビングツアーの企画会社、パッションズ・オブ・パラダイスのツアーで同地を訪れていた。女性は海に入ってすぐ、浮かんで動かなくなっているのが見つかり、その直後には男性が、水中で意識を失っているのが発見されたという。
海洋公園観光協会のコル・マッケンジー常務取締役は、「女性は複数の非常に強い薬を服用していた」としており、「2人には持病があり、水に入る際にはガイドと一緒だった」と述べた。パッションズ・オブ・パラダイスは1997年、当時80歳の客が同様に心臓疾患により死亡している。