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70年代の移民政策を批判 豪移民相

【キャンベラ17日AAP】  連邦のダットン移民相は、1970年代にフレーザー政権の下で受け入れた中東からの移民の子孫が、シリアなどへ数多く出向いて戦闘に参加しているとして、当時の移民政策は誤りで、そのツケが回ってきているとの考えを示した。

ダットン移民相はスカイ・ニューズに対し、「1970年代にマルコム・フレーザーが移民を受け入れたのは誤りだったが、今になってその誤りを目の当たりにしている」として、「間違いがあったと認める率直な議論が必要だ」と述べた。

さらに同移民相は、先にVIC州で起きたアフリカ系の若者を中心とするギャング事件について聞かれ、コミュニティに溶け込んで貢献することが難しい特定のグループや国籍の人がいることが分かれば調査を実施するとの考えを示した。さらに現在のビザ発給の基準が、定住能力や言語能力を適切に判断しているかについても見直す方針を明らかにした。

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