【シドニー18日AAP】 オーストラリア出身のハリウッド女優、ニコール・キッドマンが来月、新作映画「ライオン(Lion)」のプレミア上映のため、シドニーのレッドカーペットに登場することが明らかになった。同作品はすでに、主演のデブ・ペタルがアカデミー賞を獲得すると予想されるなど、高い注目を集めている。
同作品では、インドに生まれた5歳の少年サル―が両親とはぐれ、オーストラリ人夫婦に引き取られた後、自力で故郷の両親を探し出すという実話に基づいた物語。キッドマンはサル―を引き取る母親役を演じ、雑誌「Variety」ではアカデミー賞にノミネートされる可能性も十分あると予想している。
さらに業界内では同作品が最優秀作品賞にノミネートされると予想されるなど、上映前から高い評価を得ている。オーストラリアでは12月19日より全国で上映開始される。初日となる19日には、シドニーのステート・シアターで行われるレッドカーペットに、キッドマンとペタルが登場する予定となっている。