【キャンベラ19日AAP】 QLD州のほぼ半数の投票者が、連合与党や労働党などの2大政党よりも、反移民を掲げるワンネーション党のポーリン・ハンソン党首のほうが、自分たちが懸念する問題に対する対応が良かったと感じていることが、最新の調査で明らかになった。
同調査は調査会社ギャラクシー・リサーチによって実施され、ブリスベンの日刊新聞クーリエ・メールに19日、掲載された。同調査によると全体の45%の人が、ハンソン党首のほうが他の2大政党よりも問題への対応において優れていると感じている一方、45%の人が「そうは思わない」、9%が「分からない」と回答した。
また、今年7月の総選挙後、ワンネーションの連邦票は5.5%から12%へと2倍以上の伸びを示している一方で、与党連合は43.5%から39%に減少している。同調査は米国の大統領選挙でドナルド・トランプ氏が勝利した後の11月9~10日に実施された。