【ブリスベン19日AAP】 QLD州政府が19日、公正家賃政策に基づいた公営住宅の家賃の値下げを発表し、これにより公営住宅に居住する約4万人が1週間あたり最大10ドルの節約できることになるという。
同州のミック・デ・ブレンニ住宅建設相は、今回の値下げ政策により障害者や介護者、教育を受けて向上しようとしている人などが支援されるとした。来月5日から施行される予定で、1週間あたり5ドルから10ドルの値下げとなるという。
デ・ブレンニ住宅建設相は、値下げ政策による州政府負担金の額は明らかにしなかったが 「家庭環境により値下げの金額は違ってくるが、約3万8000人の年金受給者は週8ドル、(身体障害者に支給される)交通手当受給者は週11ドルの値下げ対象になる見通し」と説明した。