【シドニー2日】 シドニーのマルーブラビーチで、地元住民が猛毒を持つアカハラクロヘビ( red-bellied black snake)を発見し、SNSで注意喚起を促している。
発見者は「とても大きい蛇だった。もうあの道は通らない」と毒蛇の発見にショックを受けていた。
南マルーブラ・サーフ・ライフセービング・クラブは「クラブ北側の沿岸通りで毒蛇が発見されており、歩道を歩く時には十分注意してほしい。茂みや砂地の植物には近寄らないように」と注意を呼びかけている。
アカハラクロヘビはウロコが黒く腹の部分が赤い。 攻撃的な性質は持っていないが、邪魔されたり攻撃された場合に反撃に出る。アカハラクロヘビの猛毒は筋肉や神経の破壊を引き起こすが、死亡に至ることはまれだという。
ヘビの専門家は「昨年から続く涼しくて雨の多い気候は蛇にとって絶好のコンディション。アカハラクロヘビはカエルを捕食するので出没する可能性が高い。もしヘビに出くわしても捕獲しようとしない。噛まれた場合は救急車を呼んで救助をその場で待つことが重要」と述べた。
ソース : news.com.au- Venomous red-belly black snake found slithering through sand dunes at a popular Sydney beach