【アデレード25日AAP】 SA州のジェイ・ウェザリル首相は来週の議会で、レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスセクシャル・インターセックス・クイア(LGBTIQ)といった人々がこれまで同州内の法律で差別的な扱いを受けていたことを認め、謝罪することが明らかになった。
SA州では来週、LGBTIQのコミュニティに対する差別をなくすため、多くの改正案が上院で議論される見通しで、これに合わせてウェザリル首相が正式に謝罪するとみられている。改正案には同性のカップルによる養子縁組、不妊治療のサポート、様々な関係性の登録などが含まれる。
ウェザリル首相はSA州がこれまでLGBTIQに関する改革ではリーダー的な役割を担ってきたとした上で、「SA州のLOGBTIQのコミュニティが受けてきた差別について、申し訳なかったという気持ちを伝えたい」と述べ、正式な謝罪が多くの人々にとって前に進むための大切な第一歩となるとの考えを示した。