【ACT6日】 連邦政府のモリソン首相が、昨年12月31日に発表した国歌「アドバンス・オーストラリア・フェア」の歌詞の変更について、先住民の著名人などからこれを歓迎する声が上がっていることが分かった。
歌詞の変更では1番の「For we are young and free(われわれは若く自由だ)」を「For we are one and free(われわれは一つで自由だ)」に変更する。先住民で女優のリー・パーセル氏やNRL選手のラトレル・ミッチェル氏などが「完璧!」などの変更を喜ぶコメントを発表した。
オーストラリアの国歌をめぐっては、先住民や移民も含むものとすべきとの声があり、長年にわたり議論の的となっていた。ミッチェル氏は2019年の州対抗試合、ステート・オブ・オリジンにおいて他のチームメイトと斉唱を拒否。今年はさらに多くの選手が斉唱を拒否する事態となっていた。
ソース:news.com.au-New version of Advance Australia Fair with changed lyrics is gaining support among Indigenous figures