【NT7日】 NT準州の先住民活動家の男性が、人気のボードゲーム「スクラブル」の所有者であるマッテル(Mattel)について、先住民であるアボリジニの人たちに対する差別用語をゲームで使用することを認めているとして、オーストラリア人権委員会に苦情を訴えたことが分かった。
先住民活動家のスティーブン・ハガン氏は、マッテル社がゲームで使用を認めている「abo」「coon」「 boong」などの差別用語について、同社がこのような言葉の使用をこれまで容認していたことは「非常に驚いた」と述べた。
ハガン氏は、申し立ての中で「妻と私は子どもたちが幼少期の頃、スクラブルで遊ぶ際に人種差別的な用語を使うことを認めることは決してなかった」と述べ、彼らが子どもを持った際には、スクラブルで点を獲得したくても、差別的な用語を使うことは許されないと説明して欲しいと思うと話した。
ソース:news.com.au-Man files human rights complaint against Scrabble over racist slurs in game dictionary