【キャンベラ29日AAP】 連邦最高裁判所の次期裁判長に、女性として初のスーザン・キーフェル裁判官(62)が任命された。
キーフェル裁判官は15歳で学校を去り、弁護士の秘書として働きながら夜間に勉強して高校卒業資格を取得後、法律を勉強した。同裁判官は、QLD州で女性では初の王室顧問弁護士、同州高等裁判所の初の女性裁判官、連邦最高裁判所では3人目の女性裁判官など、優れた経歴を持つ。
ターンブル連邦首相は29日、「キーフェル裁判官の後に続き、弁護士補助員や秘書もトップを目指そう」と話し、同裁判官が1月30日から最高裁判所裁判長を務めると発表した。
キーフェル裁判官は、今回の任命を非常に光栄に思うとして、「社会における最高裁判所の重要さと独立性を維持するために取り組む」と誓った。