【シドニー30日AAP】 12月となり、多くの人が屋外で太陽の光を浴びる機会が増える季節となった。オーストラリアでガンについて啓もうや支援活動を行うキャンサー・カウンシルは、オーストラリア人の多くが依然として日焼け対策を十分に行っていないと警鐘を鳴らしている。
同カウンシルのアランダCEOが発表した新しい統計によると、日焼け対策をしない理由として今年最も多かったのが、「天気が良かったので外で日に当たり過ぎた」が37%だった。次いで「忘れた」、「必要だと思わなかった」と続いた。また、外出時に帽子をかぶる人は4%減少した。
キャンサー・カウンシルによると、オーストラリア人の3人に2人が70歳までに皮膚がんを患っているとして、外出の際にはSlip(着る)、Slop(塗る)、Slap(かぶる)、Seek(陰を探す)、Slide(サングラスをかける)を呼びかけている。