【ブリスベン１日ＡＡＰ】　　ＱＬＤ州で１日までに、熱波の影響を受けた患者ら６人が病院へ救急搬送されたことが分かった。同州は、週末から来週中盤にかけてさらなる熱波に見舞われ、気温が３０度台後半に達すると予想されており、老人や子どもなどへの影響が懸念される。

トゥーンバで８５歳の女性が救急搬送されたほか、ロックハンプトンの１０歳の男の子とサンシャインコーストの１３歳の女の子も同様に搬送された。いずれも熱中症の症状がみられたという。

気象庁は、２日の最高気温が平均を７度上回る３６度に達すると予想しており、来週にかけては３４度前後と高温を保ったまま推移するとみている。ＱＬＤ州の保健サービス当局は特に、熱気がこもって逃げにくい地域に住んでいると熱中症になりやすいため、十分に水分を補給したり、体温を下げる対策をとるよう注意を呼び掛けている。