一般

子ども病院で水道から鉛 原因分からず

【パース1日AAP】  WA州に新しく出来たパース子ども病院で、水道から鉛が検出された問題で、原因が依然として明らかになっていないことが分かった。鉛が発見されたのは約3カ月前で、同病院では屋根のパネルにアスベストが使用されていたことも分かっている。

WA州のバーネット首相は、水道水に含まれる鉛のレベルについて、国際的な基準を大きく下回っているものの、州政府が独自に定めた基準を満たしていないと指摘。「州政府と保健当局は、病院にすでに300人のスタッフを投入している」と述べた。

同病院は、当初の計画からすでに1年遅れとなっているが、バーネット首相は安全基準テストをすべてクリアするまで、子どもたちの同病院からの引っ越しは見合わせるとしている。また、来年3月に予定されている同州の選挙までにオープンさせるかどうかについても、今のところ不明となっている。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら