【ブリスベン2日AAP】 QLD州政府は、2018年にゴールドコーストで開催されるコモンウェルス大会で販売されるマスコットなどが中国製であることを認めた上で、過去に開催されたシドニー五輪でも、2006年のメルボルン大会でも、記念グッズはほぼ中国製で、問題はないとの認識を示した。
スターリング・ヒンチクリフ・コモンウェルス大会相は、グッズが中国から輸入されることについて、「製品の生産規模と手頃な販売価格を実現するため」と説明。さらに「国内、特にQLD州内での生産が可能で適切であれば行う」としており、実際にQLD州バーレイ・ヘッズで作られたジュエリーなどが販売されるという。
同大会のマーク・ピーターズCEOもまた、海外でグッズが生産されることについて、「まったく問題がなく、普通に行わている習慣」とした上で、「あれだけの量と種類のものを、迅速に生産するのは一つの挑戦であり、地元企業が一回切りのイベントのために多額の設備投資をすることは難しい」と説明した。