【ホバート3日AAP】 環境保護団体シーシェパードの新しい高速船が間もなくタスマニアから出港し、南極海で調査捕鯨をしている日本の捕鯨船に対抗することになる。
シーシェパードによる南極海での捕鯨阻止活動は今回で11回目となり、1200万ドルの「オーシャン・ウォリアー(海の戦士)」号では現在15人の乗組員が出発前の最終準備作業を行っている。
TAS州グリーン党のピーター・ウィルシュ・ウィルソン議員は「行動は言葉よりものを言う」とし、オーストラリア政府はシーシェパードの捕鯨阻止活動をサポートするべきだと述べた。
日本は「調査目的」の捕鯨活動を11月から再開しており、来年3月まで続くと見られている。