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NSWで医療用大麻の治験 癌患者対象 

【シドニー5日AAP】   世界で最初となる、化学療法患者を対象とした医療用大麻の臨床試験が、NSW州で開始した。

大麻由来の錠剤は、化学療法の副作用である吐き気や嘔吐に苦しむ癌患者を対象に、試験的に使われる。同州各地の癌センターで当初80人を対象とし、試験結果が良好であれば患者330人に対して使用される。

NSW州のゴワード医学研究相は5日、「大麻製品が癌患者の痛みの軽減にどのように役立つか理解を得る目的で、本臨床試験は重要な役割を担う」と述べた。

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