【シドニー7日AAP】 内部告発サイト「ウィキリークス」の創設者でオーストラリア人のジャーナリスト、ジュリアン・アサンジ氏の母親クリスティーンさんが、連邦のターンブル首相とビショップ外相に、アサンジ氏をロンドンのエクアドル大使館から解放するために協力してほしいと訴えた。
クリスティーンさんは、アサンジ氏が2010年12月に英国で逮捕されてから7年目となるのに合わせ、ターンブル首相らに対し「連邦政府は私の息子の人権を擁護するために、そろそろ立ち上がってもいい頃だ」と述べた。
アサンジ氏は約1週間前に45歳の誕生日を迎え、拘留は不当だとして大使館からの解放をあらためて訴えていた。アサンジ氏の拘留については今年2月、国連が英国とスウェーデンによる不当な拘束だとする見解を示し、英国が再調査を求めていたが国連はこれを却下した。