【メルボルン9日AAP】 VIC州の山間部マウント・ホーサムで9日早朝、気温がマイナス2.4度となり、降雪も記録した。マウント・ブラーでも同様に、夜間に気温がマイナス2度となり、雪がちらつくなどした。リゾート施設の従業員は、「クリスマスを前に、真夏の雪で木を飾り付けてくれた」とツイートした。
VIC州内の多くの町では気温が10度台半ばとなっており、これに強風が伴っていたため、体感温度は一桁台まで落ち込んでいたとみられる。メルボルンは最高気温が17度で、12月の平均気温より7度低かった。
気象局のマクギボニー氏は、「VIC州民にとっては、まだコートやマフラーを片付ける時期が来ていない」と話した。VIC州南部では今後、あられも予想されている。VIC州民のウォンさんは、「メルボルンでは夏でも冬を体験出来る、住民や訪問者にとっては選択肢の多い街だ」とツイートした。