【シドニー11日AAP】 NSW州北部沿岸部でサメの捕獲ネットを設置後、2日間で5匹のホホジロザメが捕獲された。捕獲ネットは議論の的となっていた。
第一次産業省は、シャープス・ビーチに新たに設置されたネットに11日、体長3.2メートルの雌のホホジロザメが捕獲されたと発表した。また、レノックス・ヘッド、サウスバリーナ、エバンズ・ヘッドのドラムラインにも、2.37~3メートルの小型のサメがそれぞれ引っかかった。捕獲された全5匹は生きたまま誘導され、海に戻された。サメ監視プログラムの一環として、5匹の監視が続けられる。
州北部・中北部沿岸部で今年6件のサメ襲撃が発生したことを受けて、捕獲ネットは8日、試験的に6か月間設置された。さらに、新たに設置されるドラムライン85個の最初の10個も同日、同地帯のビーチに設置された。