【アデレード13日AAP】 アデレード大学とSA州保健局が主導する研究の一環として、同州のティーンエイジャーと若者6000人に対し、髄膜炎菌B群の予防接種が無料で提供される。
ヘレン・マーシャル准教授によると、髄膜炎菌性疾患の発症例は2012年以降国内でSA州が最も高く、乳幼児よりも若者に多く発症するという。「同疾患と予防接種の効果について学ぶことが不可欠だ」と、同氏は話した。髄膜炎菌性疾患は命にかかわる危険がある。
SA州の髄膜炎菌性症例のおよそ88%がB群とされ、スネリング州保健相も予防接種プログラムを支持している。