【NSW15日】 NSW州のベレジクリアン首相は15日、シドニー大都市圏で行われている規制を来週から緩和する方針を明らかにした。同州ではこの日、二日連続の市内感染ゼロを記録したが、ベレジクリアン首相はマスク着用の義務が緩和されるかについては言及を控えた。
NSW州では昨日、約1万6,000人以上が検査を受けたことが分かっているが、ベレジクリアン首相は「検査数を増やし、市中感染の可能性を出来るだけ把握することが、規制緩和への自信につながる」と述べ、規制を緩和する前に検査数が増えることを期待していると述べた。
ベレジクリアン首相はまた、規制緩和について包括的に行うことを検討しているとするにとどまった。現在導入されている規制は、住宅への訪問客を最大5人とすることや、スーパーや公共交通機関などでのマスク着用などとなっている。
ソース:news.com.au-Zero local coronavirus cases in NSW as Premier Gladys Berejiklian flags easing restrictions in Greater Sydney