【ロサンゼルス16日AAP】 来年2月に開催される米アカデミー賞の一次選考結果であるショートリストが発表され、外国語映画賞にオーストラリア映画「タンナ」が選ばれたことがわかった。
世界中から選ばれた85作品から9作品がショートリストとして選ばれ、「タンナ」がその1つとなった。選ばれた9作品は、ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドンの選考委員会によって5作品に厳選されノミネート作品となる。
「タンナ」はベントレー・ディーン氏とマーティン・バトラーが共同監督を務めた映画で、南太平洋のバヌアツ共和国のタンナ島で起こった実話をもとに描かれた悲恋の物語。出演者の多数に現地の住民を起用しており、バヌアツ共和国で全撮影をした初の映画としても話題を呼んでいる。