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WA最大規模 サメ防止バリアを設置 

【パース18日AAP】   WA州のビーチに同州最大となるサメ防止の囲いが設置された。サメの目撃情報により今週末、パースの複数のビーチが閉鎖されたばかりだ。

パース北のソレント・ビーチに縦430メートルに横270メートルの囲いが設置された。費用90万ドルのバリアは頑丈なナイロン素材で作られ、同様な囲いがバッセルトン、アルバニー、ダンズボロにも設置されている。バーネット州首相は18日、「サメの数が増えているのは明らかであり、人々が安心してビーチを楽しめるようにする必要がある」と述べた。

州首相の発表直前に、サメの目撃情報によりソレントの南およそ5キロメートルにあるトリッグ・ビーチが閉鎖された。さらに南のフローリート・ビーチとシティ・ビーチでも17日、大型のイタチザメ2匹が釣り針に引っかかってビーチが一時閉鎖された。同州で過去100年に発生したサメ襲撃死亡事故23件のうち、14件は2000年以降に発生している。さらに今年は1週間以内に2人がサメに襲われて死亡したことを受けて、州政府がサメの捕獲・殺処分方策を打ち出し、議論の的となっている。

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