【シドニー19日AAP】 オーストラリア人ハリウッド女優のニコール・キッドマンが、新作映画「ライオン(原題)」のプレミア上映に登場した。キッドマンは同作品で養子を迎える母親を演じているが、実生活でも前夫で俳優のトム・クルーズとの間に2人の養子を迎えている。
キッドマンは19日夜、シドニーのプレミアで、カントリー歌手で現夫のキース・アーバンと手をつないでレッドカーペットを歩いた。キッドマンは「映画の中でスー(キッドマンの役柄)が話すことにたくさん共感したが、母性の強さに最も共感した」と述べた。キッドマンは同作品ですでにゴールデン・グローブ賞と映画俳優組合(SAG)賞にノミネートされている。
映画「ライオン」は、インドで迷子になった後にオーストラリア人カップルから養子縁組を受け、5歳でTAS州に連れてこられたサルー・ブライアリー著書の実話に基づいている。ブライアリー氏は養父母のジョンさんとスーさんとともに、シドニーのプレミア上映に出席した。同作品は国内で1月19日に上映開始。