【NSW21 日】 航空大手カンタス航空は21日、地上職員の外部委託会社と今週中にも契約手続きを完了する見通しを示したことが分かった。交通運輸労働組合(TWU)は、これにより失業する職員たちは、自分たちを“使い捨ての歯車”のようだと感じているとして批判した。
外部委託会社への移行は、向こう数週間で開始となる予定で、これに伴って複数の職員が失職するとみられている。ただ、TWUによると、このうちの多くの人が過去9か月間にわたってすでに休職状態にあるという。
TWUのマッキントッシュ全国書記長は、清掃や手荷物係員などの人員はこれからも必要であり、職員が失業するのは人員余剰が理由ではないとした上で、人件費の削減が本当の理由と批判。「長年同社に勤務してきた職員たちは、非常に落胆している」と述べた。
ソース:news.com.au-Qantas workers ‘distraught, flabbergasted’ over outsourcing, union says