【ブリスベン23日AAP】 QLD州工科大学(QUT)とVIC州のメルボルン大学の研究チームによると、クリスマス休暇シーズンの12月25日から1月7日までの間、病院外における心臓疾患による死亡者が、その他の時期よりも4.2%増加することが分かった。
QUTのバーネット教授は、この時期に心臓疾患による死亡が急増することについて、決定的な原因はないとしながらも、ホリデーシーズンで健康管理がおろそかになったり、ごちそうやアルコールを食べすぎたり、飲みすぎたりすることが要因となっている可能性が十分あると分析している。
さらにバーネット教授は、ホリデーシーズンに関係する何らかの理由で、人々が自分の死を早めたり遅らせたりする「死の置き換え」が行われ、これによりこの時期の死亡率が高まっている可能性も否定できないとしている。同調査はニュージーランドで実施され、南半球でこのような調査が行われたのは初めて。