【ブリスベン２４日ＡＡＰ】　　ＱＬＤ州でホリデー休暇に合わせた交通安全キャンペーンが開始となった２３日、３２００人以上がスピード違反で検挙されたことが分かった。あるドライバーは時速１１０キロメートル区域を時速１９１キロメートルで走行し、罰金１１３８ドルが科せられた。

さらにＱＬＤ州警察は、無免許で時速１４２キロメートルで走行したドライバーに対し、１６６４ドルの罰金の支払いを命じた。このほか飲酒運転で６８人が検挙され、最もアルコールの血中濃度が高かったのは７２歳の男性で、警察はこれを「恐ろしく高い数値」としている。

ＱＬＤ州警察のダーモディ警部は、「ＱＬＤ州内の交通安全を守るため、警察として出来る限りの対策を講じる」と述べ、キャンペーン期間中はアルコールとドラッグの検査を強化し、覆面捜査も行う方針を明らかにした。同州では１２月９日からの交通事故による死者がすでに１６人に上っている。