ビジネス

商品輸出 金属と穀物で過去最大

【ACT25日】   昨年12月、オーストラリアの商品輸出は過去4番目に高い貿易黒字を記録した。最大貿易相手国である中国とも、良い関係と言えないなかで21パーセント増加した。

昨年12月、商品の輸出は輸入を90憶ドル上回り、11月も74憶ドル上回った。鉄鋼を主とする金属と、穀物の輸出が過去最大に伸びたことによる。

小麦は423パーセント増。大麦も、5月に反ダンピング税で中国がオーストラリア産大麦に80.5パーセントの課税を決定したにもかかわらず、245パーセント増だった。

中国は9月、パースに基盤を置くCBHグループの大麦に雑草種子が多く含まれているとして輸出を一時停止した。CBHは訴えを退け、先週、新たにメキシコに麦芽用大麦の輸出先を開拓したと発表。サウジアラビアも、家畜の餌用大麦で市場を主導するロシアやウクライナと価格比較の結果、オーストラリアを輸入元に再開した。

昨年半ばに中国への輸出が途絶えたコークス用炭も、インドや日本、韓国への輸出増加によって38パーセント増となった。

ソース: news.com.au – Barley, coal exports strengthen despite bitter China trade war

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら