【パース29日AAP】 WA州は趣味でアワビ漁を楽しむ人たちに対し、元日のアワビ漁を禁止することを発表した。禁止の理由として同州は、大晦日の翌朝、新年を祝った直後に、睡眠不足かつ飲酒をした状態で漁に出かけるのは、非常に危険で安全性が確保できないためと説明している。
元日のアワビ漁禁止が決まったことで、その後、西沿岸地域で釣りが許可となるのは、1月8日の午前7時~8時となった。元日には、管理当局が禁止命令が守られているか、アワビの釣り場を巡回するという。
水産省のハリソン氏は釣りの免許保持者に対し、個々に電子メールもしくは電話で、禁止命令について連絡するとしている。許可なく釣りをしたり、禁止命令にもかかわらず釣りをした場合、最大で1万ドルの罰金のほか、捕獲したアワビの10倍となる罰金が科される。